2020.11.13
稲作・農のイベント未来へはばたく留学生に米支援で救いの手を・JA福岡市が留学生へ食糧支援実施
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JA福岡市は、福岡市内の短期大学に在学中の留学生を対象とした食料品支援を行うことを決め、10月27日に開催された短期大学主催の贈呈式に出席しました。
この取り組みは、同JA管内に所在する香蘭女子短期大学(福岡市南区)が、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、在籍する留学生が日常生活において困窮していることを危惧し、市内の各企業や団体に協力を呼び掛けたもので、この日の贈呈式では同JAを含む9団体が出席して、それぞれが支援を表明しました。
式典では、同短期大学の坂根康秀学長が「留学生の日常生活をできる限り支援し、日本のため、また、自国の為に活躍できる人材になってもらいたい」と話し、各団体に対する取り組み支援への感謝と、ベトナムやネパールをはじめロシアや中国などから留学する86名へエールを送りました。
同JAでは、現三カ年計画において「福岡市食料農業協同組合」を目指すと明記し、地域に対して安定的な食の供給を行うことをひとつの使命だと捉えています。今回の支援もそのひとつの取り組みとして行うもので、福岡市内産の米を留学生一人あたり毎月2㎏、4か月間支援します。
同JAは今後も、地域に対して安全で安心な食の提供をあらゆる場面で訴求していきます。