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GAPとは?

GAPとは?

GAPとは農産物の生産段階での安全管理のために、自分達でルールを作りそれを実践していくことです。1920年代のヨーロッパで始まり、日本でも2002年頃から始まりました。

点検項目に従って農作業を行い、記録し、記録を点検、評価し、改善点を見出し、次の作業に活用していきます。









GAP手法は、4つの取組みを繰り返していく





GAPの導入効果





生産者の方へ

農産物は生産段階において、病原性微生物や残留農薬、異物混入などの危害が生じる可能性があります。 
消費者に選ばれる「安全・安心」な農産物を生産していくために、これらの危害要因を分析して、栽培から収穫までの工程だけでなく、洗浄、選果、出荷、輸送にいたるまでの各段階で対策する方法をとりまとめたものが「GAP(Good Agricultural Practice)」といわれる適正農業規範です。

このような工程管理を推進する運動を積極的に行うことで、農産物の安全性をアピールすることができます。
GAPへの取り組むことは、消費者から信頼される産地として、「安全で高品質な農産物」を作っていくことです。

また、持続的な農業生産をおこなっていくためには、環境への配慮も必要です。これらを行うことによって生産者も、安定的な農業経営を行っていくことができます。
GAPのチェック項目は農産物や、生産・集荷の方法によって様々ですが、下記のような項目をチェックリストとして、対策を行い、記録・管理を行います。

生産者のチェック項目

環境への配慮

工程 チェック項目
1 安全で環境に負荷をかけない生産を行うため情報を収集している
2 わらや完熟堆肥で土づくりをしている
3 土壌診断結果に基づいた適切で能率的な施肥をしている
4 能率的な暖房でエネルギーの削減に務めている
5 使用済みビニルやマルチは法令に基づき適正に処理している




衛生管理のポイント

工程 チェック項目
共通 作業前・用便後に手洗いしている
生産ハウス 収穫用具(コンテナ・ハサミなど)は清潔である
農薬の管理はきちんとしている
農薬を適正に使用し、効果的な防除をしている
栽培履歴、農薬使用履歴、生産工程管理チェックリストを記帳し、保存している
荷造り 作業場は清掃し、明るく整理整頓している
出荷果実は花びら・病害虫などの付着物はない
袋などの資材は清潔な場所に保管している
作業工程はスムーズで果実の長時間放置ははい
作業しながらタバコや飲食をしていない
運搬 運搬用車両の荷台は清潔にし、日覆いをしている




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