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平成28年2号

平成28年2号

第2号(平成28年8月10日発行)

暑い日が続いていますので、農作業中の熱中症に注意し、十分に水分を摂取しましょう。
今回のたよりでは、出穂期前後の情報および早生品種の収穫適期予想についてお知らせします。

1. 気象情報

梅雨明け後、雨がほとんど降らず、気温、日照時間ともに平年より高い日が続いています。

2. 病害虫の発生状況

(1) いもち病(稲作ノート48ページ参照)
例年より発生している田んぼは少ないですが、夕立等により条件次第では発生する可能性があります。今年は、梅雨明け後、ほとんど雨が降っておらず、水が入っていなかった田んぼに水が入ると、肥料を一気に吸収するため、いもち病が発生しやすくなります。入水後の田んぼをよく観察しましょう。

1. 穂いもちの防除適期は出穂直前です。(ジャンボ剤は出穂5日前まで)
2. 穂いもちは発病してからでは防除効果が劣ります。

(2) 紋枯病(稲作ノート49ページ参照)
発生し始めています。高温・多雨で多発します。

(3) トビイロウンカ(稲作ノート31ページ参照)
6月中~下旬、7月中~下旬にセジロウンカと一緒に飛来しています。飛来数は少ないものの、9月には注意が必要です。

(4) 斑点米カメムシ(稲作ノート35ページ参照)
発生は少ないようですが、田んぼや畦畔を十分に観察しましょう。畦畔の草刈りは、出穂前までに終わらせましょう。発生が多く薬剤防除をする場合は、穂揃い期から7~10日後が適期です。
  • 病害虫の発生状況は、田んぼごとに異なります。自らの田んぼの観察を十分に行いましょう。 最新情報は、今後の「携帯版稲作情報」及び「稲作だより3号」でお知らせします。
  • 農薬を使用する時は、農薬の安全使用と飛散防止対策を徹底しましょう‼

3. 出穂期及び収穫適期予想

(1) 早期夢つくし(5月10日植えまでの夢つくし) 8月21日頃から収穫適期になります。
(2) 普通期水稲 普通期水稲の出穂は昨年より早く、例年並みになりそうです。
品種 田植え日 出穂期予想 収穫適期予想
夢つくし 6月1日 8月6日頃 9月10日頃
6月10日 8月10日頃 9月14日頃
元気つくし 6月10日 8月15日頃 9月22日頃
6月20日 8月18日頃 9月26日頃
ヒノヒカリ 6月10日 8月25日頃 次回の稲作だよりでお知らせします
6月20日 8月27日頃
にこまる 6月20日 9月1日頃
ヒヨクモチ 6月20日 9月4日頃
ツクシホマレ 6月20日 9月3日頃
※ 出穂期及び収穫適期は、今後の天候で変わることがあります。

4. 出穂期頃からの水管理

(1) 出穂期前後
出穂期前後1週間は水をきらさないように浅く水を溜めましょう。

(2) 出穂1週間後から収穫時期まで…早期落水防止
できるだけ収穫間際まで間断潅水をしましょう。

(3)台風対策
台風が接近してきたら強風による脱水を防ぐため、可能な限り深水管理を行いましょう。

5. 等級を著しく低下させる要因

下記の条件になると等級が下がる若しくは規格外となります。注意しましょう。

(1) 胴割れ(立毛胴割れ)
早期落水した場合や刈り遅れた場合に、田んぼの中で胴割れが発生します。高温年に刈り遅れた場合は、特に発生しやすくなるので注意しましょう。できる限り落水時期を遅くし、適期収穫を行いましょう‼

(2) ヤケ米
収穫した籾を炎天下にさらしたり、コンバイン袋に入れて放置していると「ヤケ米」が発生します。収穫後2~3時間以内に乾燥機に入れましょう‼

(3) 稲こうじ
稲こうじ病菌の損傷を受けていることが確認されたものは規格外となります。発生の多い田んぼは、分別して収穫・乾燥を行いましょう‼

(4) 雑草種子の混入
雑草は種子が落ちる前に抜き取りましょう。雑草の種子が玄米の種子に混入していると等級が下がります。

気になる雑草

  • 【ナガボノウルシ】

    • 【クサネム】

6. 機械の掃除徹底と安全対策

掃除や点検を徹底し、事故を防ぎましょう‼
  1. コンバインや乾燥機・籾摺機の掃除を十分に行い、異物等の混入やコクゾウムシ等の害虫が発生しないようにしましょう。
  2. また、コンバイン作業は、巻き込まれや転倒・転落事故、周囲の安全確保に十分に注意して行いましょう。
※ 内容に関する問い合わせは、最寄りのグリーンセンターまたは普及指導センターへ
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